その人、その国の生存上最も必要なるは実業である。この実業の力を強くするのが、すなわち国の富を強くする所以である。
(【渋沢栄一訓言集】実業と経済)より
現代の言葉で言うと
個人や国家にとって、それが存続するために最も大切なの実業である。実業に一生懸命打ち込んで発展させることが、ゆくゆくは国家を豊かにする
国家も政治も、実業の発展を束縛してはならない
ビジネスで人も国も豊かになる
人が生きていくためには仕事をしなければなりません。仕事をして、お金を手に入れなければなりません。
国家も同様です。経済活動が活発になれば、国は豊かになり、発展します。つまり、実業こそが国を動かすエンジンなのです。
国家が経済を支援して発展させる
このエンジンの燃料、つまり
お金を生むのは、政治権力や行政権力ではなく、あくまでもビジネスに関わるものであり、税金払う者です。
ですから、実業が発展するのを、政治や行政が束縛することなど、あってはなりません。むしろ
自由な経済活動を、国家が、政治が、サポートすることで、国力を高めるべきなのです。