新しき時代には新しき人物を養成してあたらしき事物を処理せねばならない。
(【渋沢栄一訓言集】学問と教育)より
現代の言葉で言うと
時代がかわれば、求められる人も変わる。時代に合った人材を育て、事に当たらせなければならない。
諸行無常、万物は流転している
社会は常に進化・向上している
社会は常に変化し、進化を続けています。10年前には想像もつかなかった出来事が今日は当たり前のようにおきるのです。そしてこの変化のスピードは、どんどん速くなっています。
このような時代では、
昨日まで常識だったことが通用しなくなることは、良くあります。それなのに過去に成功した方法や事例だからといって、いつまでも同じ方法を使っていては、いつかはうまくいかなくなるでしょう。
人も変化する必要がある
自分が社会の変化についていこうと努力するのは当然です。しかし、
新しい技術や方法が日々生まれ、それらをすべて理解して、使いこなすのは不可能です。
渋沢が言うとおり、
新しい時代には新しい知識をもった、新しい方法で行動できる人材を育てる必要があります。
イノベーションを起こせ
イノベーションを起こすのは、新しい知識をもった、新しい方法で行動できる、新しい人間です。
この新しい人間が革新的な技術や方法を考え、行動することで、世の中は常に進化していきます。
イノベーションを繰り返し、常に新しい時代を築いていく、これは人類にかせられた
宿命であり、
人間にしかできない大切な営みなのです。