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3話 栄一、仕事はじめ

これは高く買いすぎだ

これは高く買いすぎだ60文ぐらいでもよかった。そいでもまぁいい肥やしを買って、来年いい藍を作ってくれりゃあ、それでよかんべ。よくやった。 一郎右衛門 この言葉の背景 3話、栄一の住んでいる村の藍の葉が虫にやられてダメになってしまい、藍の葉を他の村に買い付けにいくことになったが栄一はまだ若いということで一人で行くことは、父親からとめられていた。しかし「俺はとっさまの役に立ちたいんだ」という強い思いを […]

この街は商いでできてる

この街は商いでできてる。モノを作るもんも、運ぶもんも、売るもんも、それを買ってるもんもみなが、みな繋がってイキイキとしとる。 渋沢栄一(青年期) この言葉の背景 3話、初めて父親に江戸に連れて行ってもらい、江戸の活気をみて栄一が言った言葉。 この言葉に関連する栄一の名言 実業は国力のエンジン 天より人を観ればみな同じ

女とて人だに

女子とて人だに、人として物事ことわりをちっとでも知っときたいと思っただけです。それを知ってどうするなどとおっしゃるのは兄さまの言葉とも思えねぇ 尾高千代(栄一の従妹) この言葉の背景 3話、兄の尾高惇忠に言葉の意味を教えてもらうとするが、ただ女性だと理由だけで断れてしまったときに言った言葉。この言葉で惇忠も考えを改め、千代に勉強を教えるようになる。 この言葉に関連する栄一の名言