大いに働かせることが有る代わりに、又大に遊ばせたり楽ませたりすることが無くてはならぬ
青淵百話より
現代の言葉で言うと
精一杯働く代わりに、沢山遊んだり、十分に休息を与える必要がある。
よく働くために休みや遊びの中から発見する
勤勉な日本人
外国人から日本人は勤勉だとよく言われます。
勉強、練習、仕事をしていることが善であり、休んで遊ぶことは悪だと考える人が多いため。
自分から進んで休むことをためらう傾向があります。
いまでこそ、働き方改革で有給取得率は上がってきましたが、海外と比べてもまだ、低い水準にあります。
仕事のためにも、休み、遊ぶ
しかし、
栄一が指摘するように、よく働くためにも、よく休み、よく遊ぶことは大切です。
仕事ばかりしていて、疲れ切った状態では、新しい発想も生まれず、効率も落ちてしまいます。
また
十分に休み、沢山遊ぶことで、仕事を客観的にみることができて、新たな発見を得ることもあります。
私が知っている、一流のビジネスマン、経営者も遊ぶことに関しても一切てを抜かず超一流です。
仕事は量より質が重視されるようになってきた
いまの時代は、
ただただ長時間、努力すれば成功できるほど甘くはありません。
仕事の量だけでなく質を求められる世の中なっています。
仕事の質を上げるためにもよく働いて、よく休んで、よく遊びましょう。