人は生まれると共に天の使命を享けて居る
青淵百話より
現代の言葉で言うと
人は生まれたときから、天から使命が与えられている
命のバトンをつなぐ使命
ご先祖様の大切さ
自分の存在は一世代前の二人、両親のおかげです。二世代前は4人のおかげになります。自分の祖父母たちです。
このように考えると、三世代前は8人のおかげ、四世代前は16人のおかげになります。もっとさかのぼると10世代前は1024人のおかげ、20世代前になると100万人をこえます。
そして、1世代を30年と見積もった場合、現在から33世代前のおよそ千年前、平安時代では、およそ86憶人のおかげになります。これは現在の地球の人口よりも多くなるのです。
もちろん、これは単純な計算の話ですが、現在から千年ぐらい前のとてつもない数々の先祖のおかげで、我々は生を受け、自分の今があることは確かです。
命のバトンはあなたが握っている
つまり、われわれ一人ひとりが今ここに存在しているということは奇跡的です。統計的には二度と起こらない存在が我々なのです。
天の使命が与えられているとしたら、命というバトンを次世代に渡すことは我々に課せられた大切な使命の1つと言っても過言ではないと思います。
私たちもそのバトンを渡された存在だからです。