外交上世論に訴える場合は、両国政府はもちろん、国民相互に感情の融和に努力するのが肝要であり、またその責任である。
(【渋沢栄一訓言集】国家と社会)より
現代の言葉で言うと
他国との外交について、世論に訴えるならば、両国の政府だけでなく、国民同士の感情が打ち解けるよう努めるのが大切で、国にはその責任がある。
小さな努力の積み重ねが友好関係を生む
外交関係の問題
現在の国際情勢における、日本の立ち位置を考えてみてください。
民間での個人的な交流は盛んにおこなわれていますが、ひとたび国と国との外交関係となると、残念ながら、すべての国々と、友好的な信頼を築いているとはいえません。
多くの人が、よい関係が結ばれることを願っています。そして個人レベルではそれを築くことができている人が大勢いるのに、
外交ではそれが実現できていないの現状です。
外交関係の問題を解決するには
この問題を解決するには、
政府の話し合いだけで解決できるものではありません。お互いの国民、一人ひとりの小さな積み重ねが必要です。
具体的には、
お互いのことを、より理解し合う、地道な努力が必要となります。
次の世代のためにも、この国家間の問題を少しでも解決しておきたいものです。