およそ人たるものは、この世を黄金世界となすべき責任がるものと自覚して、国家に尽くすべきものである。
(【渋沢栄一訓言集】処事と接物)より
現代の言葉で言うと
人として生まれたからには、この世を素晴らしい黄金の世界にする責任があることを自覚して、国家に貢献しなければならない。
自分だけでなく世界も良くしよう
幸せになりたいと思うのは人として当然
人は「自分の人生をよりよいものにしたい」という欲求を誰でも抱いています。また幸せになりたいという欲求を原動力として、人は成長したり、世の中は発展してきました。
権利には責任が伴う
「自分が幸せ」になる権利は誰にでもあります。それと同時に「この世界を素晴らしい楽園にする」責任もあるのです。
普通に生活していると、自分たちが住むこの世界を「素晴らしい楽園にする」といった壮大な使命が自分の肩に背負わせられているとは思わないでしょう。
しかし、権利と責任は表裏一体であり、切り離すことができません。自分が幸せになりたいなら、結局のところ周りを幸せにする以外方法はありません。
一人ひとりが責任を果たし、世界が少しでも楽園になれば、自分も含め、多くの人がより幸せになれるのです。
世界は変えられる
皆が小さな責任を果たし続けることで、世界は支えられています。また皆が小さな責任を果たし続けることで、世界を変えることもできます。
言い方を変えると、 個人の力が集まることによってしか、世界を変えることはできません。
自分のことだけでなく、少しでも世界のために貢献したいものです。