いずれの教えにしろ、人間の根本性について説くところは「愛」であり、「善」である
(【渋沢栄一訓言集】座右銘と家訓)より
現代の言葉で言うと
どのような教えであっても、人間の根本を成すのは「愛」と「善」である、と共通して説いている
「違い」より「共通点」を見つけよう
人は皆違うのは当然
世界には、様々な国、文化、民族、宗教があり、それそれ個性を持った、多くの人が暮らしています。
また、同じ国の人でも一人ひとり個性があり、色々な考え方があり、一人ひとり違うのは当然です。
だからこそ共通点を探すこと
人が皆違うのは当然なので「他人が私とは違う」と主張するのは簡単です。細かい差異をあげつらっていけば限りはありません。
逆に 「人は人である限り、それほど違わない、むしろ同じだ」と主張するのは難しいものです。
だからこそ、 意識的に自分とは違うところばかりに目を向けず、人として共通しているところに目を向ける必要があります。
自分とは違う=悪いことではない
人は自分と違うことを、嫌ったり、悪だと判断しがちです。しかし、 人間は生き抜くために多様性を身につけました。
企業でも多種多用な人材がいないと、考え方が偏ってしまい、弱点が生まれてしまいます。
そうならないためにも、 他人の自分とは違うところを認め、受け入れ、活用しましょう。これが本来の多様性の使い方なのです。
万人に共通していること
どの国の、どの時代でも、生まれてきた子供は「愛」や「善」に接するとにっこり微笑みます。
この「愛」や「善」が、よく生きるための根本であり、それはすべての民族に共通しているからです。
この共通点を常に意識して人に接することで、国や、民族、考え方の違いを乗り越えていきましょう。