報酬のためだけに商売をしてはならない

単に自己の利益のみを主とし、利益を得んがために、商売をなすというのならば、すなわち報酬を得たいために、職務を執るというに同じく、つまり報酬さえ得れば、職務はどうでもよいことになる。

（【渋沢栄一訓言集】道徳と功利）より

現代の言葉で言うと

ただ自分の利益だけを中心に考え、それをえるためにビジネスを起こすのは、給与が欲しいから働くという人と同じである。こういう人は給与さえもらえれば、自分の仕事の内容などどうでもいい、と考えるようになる

お金だけのためでなく、自分の信じた道のために働こう

お金の奴隷から卒業しよう

あなたは、自分の仕事に誇りをもっていますか？

「給与だけのために働く」という人もいるでしょう。しかし、それでは報酬の奴隷のようなものです。

もちろん、生活費を稼ぐことは必要不可欠です。だからといって、自分の仕事に誇りも責任も持てない人が豊かな人生を送っていると言えるのでしょうか。

自分の信じた道を歩もう

生活費を稼ぐためだけの生活は卒業して、人は自分の信じた道を歩みましょう。

自分の信じた道で、身を立てることは容易でないかもしれません。しかし、それが 天命に沿っていれば、あなたの心は豊かになるでしょう。

そして 心が豊かになれば、心のこもった仕事をすることができ、遅かれ早かれ、あなたは経済面でも豊かになれるはずです。

過去記事で自分の天命を知るヒントを書いていますので、よかったら参考にしてください。