末期における教訓が尊いというよりは
【論語と算盤(人格と修養)】より
むしろ生前の行為こそ真に崇拝すべき。
現代の言葉で言うと
人が死ぬときに残した教訓が大切というよりは
生きている間に何をしたかが本当に大切である。
なぜ結果よりプロセスが重要なのか
多くの人は「結果」だけで人を判断してしまう。
多くの人は「結果」だけで人を判断してしまう傾向があります。かくいう私も最初に渋沢栄一に興味を持ったのは、第一国立銀行(現みずほ銀行)、東京ガス、東京海上火災保険、東急電鉄、帝国ホテル、東京証券取引所、キリンビール、サッポロビールなど「500社以上の起業に関わった」すばらしい功績があったからです。
本当に学ぶべきは成果に至る過程である
しかし、本当に学ぶべきはその功績に至るまでの過程です。
渋沢栄一のことについて詳しく知りたければ、まずは彼の生涯を詳しく学ぶべきです。渋沢栄一ががどのような時代に生まれ、どのような動機でビジネスをはじめ、どのようにしてビジネスを大きくしていったのかを、追体験することで、渋沢栄一の神髄ともいえる心構えや行動指針を自然と理解することができます。
こちらの本も渋沢栄一の生涯をわかりやすく説明されている本です。とくに写真が豊富なので文字だけでは伝わりにくいことも感じることができます。どちらの本も気軽に読めて楽しい本です♪
何を行う時も結果よりプロセスを重視した
渋沢栄一は、結果にもこだわる人でしたがその反面「人事を尽くして天命を待つ」ような人でした。このことについては以前の記事に詳しく書いていますので、よかったら参考にしてみください。
自分の尽くすべき事をつくして、それから先の運命は天命に任せよ【渋沢栄一訓言集(一言集)】より 現代の言葉で言うと 自分にできることはすべてやってみてみる。そしてその先のことは、天に任せるしかない。 待つことのできない人は[…]