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人間関係の教え

些細なことでも納得できなければ断るべき

細事たりとも、同意できぬことは、截然としてこれを断るがよい。 「渋沢栄一訓言集」処事と接物 現代の言葉で言うと 細かいことでも、納得できないような事柄であれば、はっきりと断るべきである。 「空気を読める」才能を活かそう 日本人は空気を読むのが得意 日本人は周囲との円滑な関係を保つことを重視しているため「空気を読む」ことに優れています。 しかし、それが空気を読むのが得意なゆえに、他人との意見が違って […]

熱心さと誠意が感動の源

熱心誠意をもって人に対すれば、不思議なほど対手に感動を与えるものである。 「渋沢栄一訓言集」一言集 現代の言葉で言うと 熱心で誠意ある姿勢で人と関われば、不思議なほど相手に感動を与えることができる 言葉のキャッチボールは直球で 大人のコミュニケーションは考えすぎ 子供はいつも熱心、誠実、直球勝負。つねに純粋な気持ちでコミュニケーションをしています。しかし、大人になるにつれて相手を疑うことから始まっ […]

注意してくれるのが本当の友人

友人としては、会うごとに忠告するくらいの者でなければ頼むに足らない 「渋沢栄一訓言集」処事と接物 現代の言葉で言うと 会うたびに色々と忠告してくれほどの関係でなければ、物事を頼みにくい 本当のことを言ってくる人こそ本当の友人 誰でも嫌われたくはない 注意されるのは誰でも嫌なものです。なので相手を注意するのも楽しいことではありません。 だからこそ、 本当の友人でなければ、あえて自分のことを注意してく […]

道徳とは進化するもの

世の中には何事も進化のないものはない。宇宙も進化し、生物も進化し、美人の容貌さえ進化があるという。したがって道徳にもまた進化があるべきはずだ 「論語と算盤」理想と迷信 現代の言葉で言うと 世の中、すべてのモノが進化する。宇宙も、生物も、美人の顔つきさえも進化する。だから道徳が進化しないわけがない。 日々当たり前のことをやるのが道徳 道徳の進化とは 道徳とは、堅苦しくて、古い考えのイメージがあります […]

親切が最大の美徳

人世に取つて親切が最大の美徳 青淵百話より 現代の言葉で言うと 世の中において、親切が一番良い行い、美しい行いである。 本当の親切とは「本質」を見出すこと 思いやりのない成功に意味はない 成功するためには競合する相手を蹴落として、容赦なく踏みつぶす覚悟が必要という考えが世の中では少なくありません。 しかし、 他人を犠牲にして成功したとしても、本当に心から満足感を得ることができるのでしょうか。 親切 […]

正しい道理は主張すべき

道理正しき所に向うては飽くまでも自己の主張を通してよい 青淵百話より 現代の言葉で言うと 道理にかなうことであれば、相手が誰であろうと自分の主張を通してよい 常に相手の立場に立って考え、行動するのが「仁」 相手に合わせていた方が楽である 日本人は 儒教の教えである、年功序列、上下関係をとても大切にしています。なので年上の人や上司の言ったことが、 例え正しくないと思っても自分の主張を押し殺して、相手 […]

言を忠信、行を篤敬にするより道は無い

言を忠信にし、行を篤敬にするより外に道は無い 青淵百話より 現代の言葉で言うと 言葉はまごころを尽くし、偽りがないこと、行動は人情に厚く、つつしみ深いこと、これ以外に進むべき道はない いつも平静な気持ちを保つ秘訣 人はひとりでは生きていけない 人間とは「人」の「間」。つまり他の人との関係があるからこそ、日常の生活が可能となり、社会が成り立っています。 心に余裕がないときこそ注意 とはいえ、仕事に追 […]

総て自分の衷心から出るといふのが真正の交際であろう

真実に交じり、言々句々、一挙一動、総て自分の衷心から出るといふのが真正の交際であらう 青淵百話より 現代の言葉で言うと 言うこと、行うことがすべて自分の「まごころ」からできるというのが、本当に正しい交際である 人と交わり価値を生み出すことに人生の意味がある 敬語という文化 日本語には敬語というものがあります。相手の立場や役職によって、言葉を使いわけるように、先輩が後輩に取る態度から、元受けが下請け […]

罪を憎んで人を憎まず

人を諫めたり責めたりする場合に於ける根本条件としては、所謂「罪を悪んで人を悪まず」といふ態度を以ってしなくてはならぬ 青淵百話より 現代の言葉で言うと 人の悪いところを指摘したり、責めたりするときは、罪を憎んで人を憎まないという態度が大切である。 過ちは学ぶチャンスとなる 過ちを指摘する時は、細心の注意を 人なら誰でも過ちを犯してしまうものです。そして、 立場上、その過ちや悪い点を指摘し、改善する […]

心にもないことは言わない

一度口にして言ふ以上は、必ず心にもないことは言はぬ 青淵百話より 現代の言葉で言うと 一度でも言うからには、必ず心にもないことは言わない 口は諸刃の剣なので、扱いに気をつけよ 日本人の奥ゆかしさ 「口は災いの元」「口は禍の門」という言葉があるように、日本人は余計なことを言わない文化があります。これは日本人特有の奥ゆかしい文化であり素晴らしいものです。 しかし、言わなくても伝わると思っていたのに、実 […]