熱心さと誠意が感動の源

熱心誠意をもって人に対すれば、不思議なほど対手に感動を与えるものである。


「渋沢栄一訓言集」一言集

現代の言葉で言うと

熱心で誠意ある姿勢で人と関われば、不思議なほど相手に感動を与えることができる

言葉のキャッチボールは直球で

大人のコミュニケーションは考えすぎ

子供はいつも熱心、誠実、直球勝負。つねに純粋な気持ちでコミュニケーションをしています。しかし、大人になるにつれて相手を疑うことから始まって、探り合うことが習慣となっていきます。

また大人のコミュニケーションは無駄に複雑で、言い訳やあいまいな言葉をつかって、お茶を濁すなど、変化球での接し方が多くなってしまいます。

大切な時こそ直球勝負で

だからこそ直球を投げられたときに相手は驚きを覚えます。そして驚きは感動につながります

直球のコミュニケーションは相手を傷つけることもありますし、自分が傷つくことがあります。しかし、 熱心に、誠実に人に接することに努めれば、相手はきちんと、その純粋な気持ちをキャッチして、同じような気持ちを投げ返してくれることもあるはずです。

そして、相手が直球を投げてきたときは、そのボールをぽろっと落とさないように気を付けて、変化球で投げ返すこともやめましょう。

無策の策、本当に大切なことこそ小細工せずに、まっすく球を投げることが大切なのです。

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