よく事を通じて、勤勉であっても、目的通りに事の運ばぬ場合がある。これはその機のいまだ熟せず、その時のいまだ到らぬのであるから、ますます勇気を鼓して忍耐しなければならない。
(【渋沢栄一訓言集】処事と接物)より
現代の言葉で言うと
どんなに物事を知り、勤勉に努力しても、目指した通りにならないときがある。それはただ、タイミングが悪く、好機が訪れていないだけだから勇気を出して耐え忍ぼう。
成功するには「待つ」ことも必要だ
タイミングというイタズラ
物事にはタイミングというものがあります。
死ぬほど努力しても、タイミングが合わずに成果が得られないこともあれば、
新しい仕事をはじめた途端、チャンスに恵まれて、たちまち成功することもあります。
これはすべて運、つまり
タイミングのなせるイタズラです。
絶好のタイミングが来た時に備えよ
ただ、タイミングが合わないからと言って、努力を放棄してしまってはいけません。
努力しても努力しても上手くいかないときは「今はまだ時期が悪いだけ」このように柔軟に考えて、忍耐強く待てば、絶好のタイミングは訪れ、チャンスを掴むことができます。
タイミングの判断の仕方、待つことの大切さについては、過去記事で詳しく書いていますので、良かったら参考にしてみてください。
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