学ぶことで、余計な心配は消えてしまう

神経的のくだらぬ心配は健康上大害がある。これを除くには学問を立脚地として、精神修養の功を積むほかない。

（【渋沢栄一訓言集】立志と学問）より

現代の言葉で言うと

無駄な心配をしてくよくよ悩むのは、体に非常に悪い。無駄な心配を無くすには、学ぶ事によって、精神を鍛え、深めるしかない。

知ることで不安や焦りは減少する

人は悩みやすい生き物である

人はよく、小さなことで悩む生き物です。人間以外は悩むことができないので、人間だけに与えられた特別な能力であるとも言えます。

悩むことで、危機を事前に察知したりできることがあります。しかし、 むやみやたらに悩むのは問題です。

例えば、新しい仕事に携わるとき、取り掛かる前から「失敗したらどうしよう」「人に迷惑をかけてしまうかもしれない」など心配をしたり。もう起きてしまったトラブルを、いつまでも悔やんだりしてしまいます。

まだ来ていない未来は誰にもわかりません。また過ぎ去った過去は誰も変えることができません。そんな心配はするだけ無駄だとわかっていても、心配してしまう生き物なのです。

できることは「今」しかない

まだ来ていない未来が心配なら、できる限り「今」準備をしましょう。
またもう起きてしまったトラブルは、できる限り「今」対処するだけです。

心配や後悔する暇があるなら「今」できることに集中しましょう。そして、やることをやったのなら後は思いきって天命に任せましょう

マイナス思考から脱却する具体的方法

マイナス思考から脱却する方法はもっと学び、もっと精進して、精神力を高めることです。

知識を増やし、経験を積めば、失敗が減ります。失敗が減れば、失敗を恐れなくなり、無駄な心配もなくなます。そうすることで常に前向きな気持ちで物事にのぞめるようになるはずです。

知識を増やして、成功の確率を上げて、成功体験を積み重ねていきましょう。そうすることで心はさらに強く、たくましくなることでしょう。

焦って、空回りしてしまう人の対処方法は過去記事に詳しく書いていますので、よかったら参考にしてみてください。