ただこれを知ったばかりでは、興味がない。好むようになりさえすれば、道に向かって進む。もし、その衷心(ちゅうしん)より道を楽しむに至っては、いかなる困難に遭遇するも挫折せず、敢然(かんぜん)として道に進む
【論語抗議(二)雍也第六】より
現代の言葉で言うと
物事をただ「知った」だけでは興味が湧かないけれど「面白い」と思えれば、人は自然と行動する。さらに、行動してみて心から「楽しい」と思えればどんな困難があっても挫けることなく、思い切って行動していける。
「知っているだけ」と「楽しんで行う」ことは大違い
超情報化社会の現代、知識は簡単に手に入るようになりました。しかし、成功者は情報量の割に多くなっていません。なぜなら、 知識を多く知っているだけでは成功者になれないからです。
情報は知るだけでは価値がありません。知って、理解して、活用して初めて知識が人の役に立ちます。 成功するには行動を起こすことが必須条件なのです。
そして、その行動も嫌々で行動していたのでは、渋沢栄一が言う通り、途中で挫けてしまうでしょう。心から楽しんで行動していれば、ちょっとやそっとの困難でもあきらめずに行動できるはずです。
成功者になるための唯一の方法
色々な成功者がいますが、成功者になるためには1つしか方法はありません。それは「成功するまで行動し続けること」渋沢栄一はこのことをよく理解していたので、途中で挫けないためにも「心を楽しませる」ことを重要視しました。
心から楽しんで行動するための方法
人はただ「知った」だけでは行動につながりません。「知った」ことに少しでも興味があれば、さらにもっと良く知ろうとします。そして知識を蓄えていくうちに少しずつ興味も膨らんでいき、少しずつ楽しくなっていきます。知識量と興味は比例するといわれています。まずは興味があることをもっともっと貪欲に調べて深く知りましょう。
その他にも渋沢流「心から楽しんで行動する方法」は過去記事に詳しく書いているのでそちらもぜひ参考にしてみてください。
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