前途の遼遠なる事物は、ゆっくり急いで努めねばならない。
【「渋沢栄一訓言集」一言集】より
現代の言葉で言うと
遠いゴールを目指すならば、着実に、かつなるべく早く進むべきである。
早くはじめて、着実に進もう
人生の時間は限られているので、目標を達成するのは早ければ早いほどうれしいものです。しかし、
早く目標を達成したいという気持ちが強くなりすぎると焦りが生まれたり、空回りしてしまい、気持ちだけが先走って行動を伴わないことがあります
。
渋沢栄一も遠いゴールを目指すときに、気持ちが先走っていたのかもしれません、だからこそできるだけ早く物事に取り組みはじめて、あとは着実に取り組む大切さを説いたのではないでしょうか。
焦って空回りしてしまう時の対処法4選
焦っていても1日にこなせる仕事は限られている、ならば楽しい気持ちで仕事をこなしたいものです。しかし、一度焦ってしまうと頭ではわかっていても、焦りの感情を抑えることは難しいので、対処法を4つご紹介したいと思います。
不安を煽るような情報は見ないようにする
私は起業するとき、社長仲間のインスタグラムを一切みないようにしました。見てしまうと、どうしても自分と相手を比較してしまい自分がみじめな気持ちになったり、焦りの気持ちが生まれたり、いいことが無かったからです。 「テレビ」「インターネット」などは調べる目的を明確にしてから、情報収集しましょう。またそれ以外の必要ない情報は極力見ないようにしましょう。
紙に書きだして頭の中を整理する
気持ちが先走ってしまい、焦っているときは、
自分が何から手をつければいいのかわかっていない状態です。
まずは
「やるべきことリスト」を箇条書きでいいので書き出してみましょう。なんでもいいのでいまできることを書いていけば自然と自分の今やるべきことが見えてきます。
また、不安になったときも、不安な気持ちをただ紙に書き出すことで、客観視できて冷静になれるのでおススメです。
頭の中でごちゃごちゃになっていることを、頭の中だけで整理するのは困難です。
頭の中にある思考を紙に書き出すことで、見える化して1つ1つ整理していきましょう。
とにかく運動する
焦り、不安、混乱しているときは、30分程度の散歩をしましょう。それでも頭がまだすっきりしないときは筋力トレーニングも効果的です。
人は運動すると焦り、不安、混乱など、ネガティブな感情が軽減することがわかっています。
運動は健康にもいいので、できれば日頃から運動の習慣を取り入れることをおすすめします。
目の前のことに集中する
焦っているときは、目の前のことに集中できません。頭は混乱して、注意は散漫となっています。しかし、前の章で説明した通り「やるべきことリスト」を作ったらその中から今できることに取り組んでみましょう。
不安、混乱、焦りで目の前のことに集中するのが難しいことは、よくわかります.
しかし
その根本的解決は「今やるべきことを明確にして」「目の前のことに集中して行動する」以外に方法はありません。
また「行動をおこすための具体的な3つの方法」や「目の前のことに集中するとき役立つマインドフルネスのおススメの本」は、過去記事に詳しく書いているので、よかったら参考にしてみてください。
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