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青天を衝け

お前のような掛けがえのない剣士を安藤一人のために失いたくねぇんだ

お前のような掛けがえのない剣士を安藤一人のために失いたくねぇんだ 尾高惇忠 この言葉の背景 長七郎が大橋に頼まれて、老中である安藤を斬って、うまくいったあかつきには自分も腹を切ると兄や、喜作、栄一に伝える。 それを止めるために惇忠は「安藤一人を切ったところでなにが変わる?いいか長七郎。これは無駄死にだ」と説得する。そしてして長七郎が次の言葉を言われて思いとどまることとなる すでに栄一も大局的に物事 […]

我らが神風を起こすのじゃ

我らが神風を起こすのじゃ 大橋訥庵 この言葉の背景 開国後、物価が上昇して、生活がますます苦しくなる中、栄一が「どうして日のもとの神様は神風をおこしてくれねぇんだい?」と大橋に聞いたときの答え 栄一はこの言葉受けて 江戸ではこの世を動かすのはお武家様だけじゃねぇってことを学んだんだ。俺たちだって風を起こせるんだと。「俺は今 この日の元を身内のように感じている」「我が身のことのようにさえ思えてくる」 […]

案ずるは、このわしではない。案ずるべきは、この水戸ぞ

案ずるは、このわしではない。案ずるべきは この水戸ぞ。吉子、ありがとう、ありがとう 徳川斉昭 この言葉の背景 安政の大獄で水戸浪士が暴走する中、水戸藩主であった斉昭が倒れてしまい、最後に自分のことを心配する妻に言った言葉 この言葉に関連する栄一の名言

お代官はただのお使いだ

あのお代官はお殿様の命を俺たち百姓にそのまま伝えてただけだ。俺たちからごようきんを取れなければ己がお殿様から罰をくらう。だからあんなにも威張って百姓を脅すんだ。あんなもん言っちまえばただのお使いだ 渋沢栄一 この言葉の背景 御用金問題の真実を悟った栄一。個人に文句を言っても意味がないこと、仕組みを変えないと、この世を変えることなどできないことを理解し、お千代に説明した言葉 桜田門外の変とは 幕府が […]

私に謝ることではない

わたしに謝ることではない、すべて徳川のためじゃ 徳川慶喜 この言葉の背景 井伊直弼が天皇の意見に背いた上、その事実を手紙で伝えたことに、徳川慶喜は激怒した。必死に謝る井伊直弼にその時、言った言葉 安政の大獄とは 安政5年(1858年)6月19日ハリスと交渉を重ねていた岩瀬忠震(ただなり)が日米修好通商条約に調印(締結)してしまう。これは天皇や朝廷の意見に背いた明らかな罪(違勅:いちょく)であった。 […]

私は青天を衝く勢いで、白雲を突き抜けるほどの勢いで進む

見たこともないような大きな岩や石が横たわっている。私は青天を衝く勢いで・・・白雲を突き抜けるほどの勢いで進む! 渋沢栄一 この言葉の背景 惇忠の影響を受けて栄一が藍の買い付けにいくとき、書いた詩。このドラマのタイトルにもなっている言葉 栄一の詩全文 天然の石や岩がごろごろした岩肌は人が削って作ったかのように鋭く険しい一巻の書を肩に険しい峰をよじ登る。 やがて谷を歩くも峰をよじ登るもますます深く険し […]

本当にお前はこのままでいいのか

お前の欲しいものは何だ?お前の志はなんだ?本当にお前はこのままでいいのか・・・いま一度 その胸によぉく聞いてみろ 尾高長七郎 この言葉の背景 江戸へ行った長七郎から、栄一に宛てた手紙の一文。栄一はこの手紙を読んで感化される。 この言葉に関連する栄一の名言

偉大な仕事をするのはお前の役目だ

名を高め 世に知れ渡る偉大なる仕事をするのはお前の役目だ。つつましく暮らし母や家を養うのは俺が引き受けた。 尾高惇忠 この言葉の背景 尾高惇忠は自分が江戸へ向かい、自ら世の中を変えたかったが、弟の長七郎の方が武術にもたけており、だれかが家を守る必要があったので弟に改革を託したときの言葉 長七郎に送った詩の全文 男として豆と麦の違いの分かるものなら誰でもすぐれた志士が遠くへ旅することを引き止めはしな […]

決して天子様に向かって弓をひくようなことはあってはならん

朝廷と徳川が敵対することがあった時には徳川宗家に背くことはあっても、決して、決して天子様に向かって弓をひくようなことはあってはならん 徳川斉昭 この言葉の背景 斉昭が慶喜をはじめ、兄弟に、伝えた言葉。のちの徳川慶喜の大政奉還にもつながる、教え。 この言葉に関連する栄一の名言 「言を忠信行を」 「武士道の神髄は他人の責任まで負うこと」 「信と義は表裏一体である」