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行いを研ぎ澄ます教え

ゆっくり急いで努めねばならない

前途の遼遠なる事物は、ゆっくり急いで努めねばならない。 【「渋沢栄一訓言集」一言集】より 現代の言葉で言うと 遠いゴールを目指すならば、着実に、かつなるべく早く進むべきである。 早くはじめて、着実に進もう 人生の時間は限られているので、目標を達成するのは早ければ早いほどうれしいものです。しかし、 早く目標を達成したいという気持ちが強くなりすぎると焦りが生まれたり、空回りしてしまい、気持ちだけが先走 […]

信じぬことは言わず、知った以上は必ず行う

人は死ぬまで同じ事をするものではない。理想によって生きるのが、趣味ある自分が信じぬことは言わず、知った以上は必ず行うという念が強くなれば、自然に言語は寡黙になり、行為は敏捷になるものである。。 【「渋沢栄一訓言集」立志と修養】より 現代の言葉で言うと 自分が信じないことは口に出さない。そして、自分が何かを知った場合は、必ずそれに対して行動を起こす。このような思いを強くもっていれば、余計なことは言わ […]

理想をもって、人生を変化させよ

人は死ぬまで同じ事をするものではない。理想によって生きるのが、趣味ある人の行動である。 【「渋沢栄一訓言集」座右銘と家訓】より 現代の言葉で言うと 人はただ、死ぬまで同じ日々の繰り返しを過ごしていればいいというものではない。物事のの味わいがわかる人は自らの理想に従って生きるものだ 世界は常に変化している 世の中の変化を受け入れよう 人間はまず「安心」「安定」を本能的に求める生き物です。なので生活が […]

知るより好きになり、楽しんで進め

ただこれを知ったばかりでは、興味がない。好むようになりさえすれば、道に向かって進む。もし、その衷心(ちゅうしん)より道を楽しむに至っては、いかなる困難に遭遇するも挫折せず、敢然(かんぜん)として道に進む 【論語抗議(二)雍也第六】より 現代の言葉で言うと 物事をただ「知った」だけでは興味が湧かないけれど「面白い」と思えれば、人は自然と行動する。さらに、行動してみて心から「楽しい」と思えればどんな困 […]

どんな人の前にも道はある

道は誰にも行い得られるものである。人にはみな道を行うに足るだけの力がある。ただその力と道とに大小の差があるだけに過ぎぬ 【「渋沢栄一訓言集」道徳と功利】より 現代の言葉で言うと 道は、誰の前にもひらけている。人はみな、その道を歩く力がある。ただその道と力の大きさがが一人一人違っているに過ぎない。 それぞれに自分の進むべき道がある 渋沢栄一は「私のような凡人にも、必ず道はあり、その道を歩く力は与えら […]

ときには考えることをやめ、ただちに行動せよ

すべて世の中の事は、三思してもなお足らず、十思百慮を要することもあれば、また再思の要だになく、ただちに実行せねばならない事もある。 【「渋沢栄一訓言集」処事と接物】より 現代の言葉で言うと 世の中には、3度考えても足りず、十度、百度と考えねばならないこともある。その一方で、二度考える必要もなく、いますぐ実行しなければならないこともある。 物事についてまず考える習慣を身に着けよう 渋沢栄一は「100 […]

趣味のある行動を取る

趣味ある行動であったならば、必ずその仕事について精神あることであろう 【論語と算盤(理想と迷信)】より 現代の言葉で言うと 自分がもっと良くなるだろうと思う理想や希望にそった行動を取っていれば必ず精神を込めて仕事をやり遂げるだろう。 仕事が楽しくなる+αの魔法とは 仕事が楽しくない原因 なぜ仕事は楽しくないものになってしまうのでしょうか? 渋沢栄一いわく「言われたことを言われたとおりにやっているだ […]

あまりに細かくこだわりすぎると心をすり減らす

あまりに堅苦しく物事に拘泥(こうでい)し、細事に没頭する時は、自然に溌溂(はつらつ)たる気力を銷磨(しょうま)し、進取の勇気を挫くことになる 【論語と算盤(成敗と運命)】より 現代の言葉で言うと あまりに既存の常識にこだわったり、物事の細部ばかりに気を取られてていると前向きに行動しようとする気持ちがすり減ってしまう。 「大胆さ」と「繊細さ」の両立を目指せ 成功者にも色々なタイプの人がいます。大雑把 […]

すべきことを尽くし、それから先の運命は天命に任せよ

自分の尽くすべき事をつくして、それから先の運命は天命に任せよ 【渋沢栄一訓言集(一言集)】より 現代の言葉で言うと 自分にできることはすべてやってみてみる。そしてその先のことは、天に任せるしかない。 待つことのできない人は成功できない 多くの人は結果を早く出したいあまり、結果がでるまでの時間を楽観的に待つことができません。すぐに結果がでないことに苦しんだり、悩んだり、悲観的になってしまいます。 例 […]