人は生まれてきたそのときから一人ではない

人は生まれてきたそのときから一人ではない、色んなものとつながっているんだよ、それをここの奥底でもわかっているんだよ。一人じゃないこと 渋沢ゑい(栄一の母) この言葉の背景 1話、幼少期の栄一は強情で、自分の思い通りにならことに怒り、人に迷惑をかけてしまう。そこで母親から教えられた言葉 栄一の母、ゑいとは 冬には羽織を手にして栄一を追いかける姿が「羽織のおゑい」と呼び親しまれるほど、栄一を愛情深く育 […]

不自由を常と思えば不足なし

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。 一郎右衛門(栄一の父) この言葉の背景 1話、幼少期の栄一は強情で、自分の思い通りにならことに怒り、人に迷惑をかけてしまう。そこで父親から教えられた言葉 栄一の父、市郎右衛門とは 「中の家(なかんち)」を立て直すため婿養子として入る。骨身を惜しまず働く勤勉家で、家業の研究に余念がなく、藍玉づくりの名手と呼ばれた […]

些細なことでも納得できなければ断るべき

細事たりとも、同意できぬことは、截然としてこれを断るがよい。 「渋沢栄一訓言集」処事と接物 現代の言葉で言うと 細かいことでも、納得できないような事柄であれば、はっきりと断るべきである。 「空気を読める」才能を活かそう 日本人は空気を読むのが得意 日本人は周囲との円滑な関係を保つことを重視しているため「空気を読む」ことに優れています。 しかし、それが空気を読むのが得意なゆえに、他人との意見が違って […]

クヨクヨすることをバネにしよう

くようよと暮らす所に案外大いなる徳がある 「渋沢栄一訓言集」一言集 現代の言葉で言うと 不安な状態には、実は未来への希望が潜んでいる。 クヨクヨは行動の源泉となる 誰でも落ち込むときはある 誰でもクヨクヨするときがあると思います。自分が置かれた立場に不安を感じ、無力感に襲われたときです。 心理的にクヨクヨしていると、物理的にも体調を崩し、さらにクヨクヨするという悪いスパイラルへと引き込まれてしまい […]

その日の事は、その日に済ませる

人びととその日の事は、必ずその日に済ませ、後日に事の残らぬように努むべきである 「渋沢栄一訓言集」座右銘と家訓 現代の言葉で言うと その日のことは、必ずその日に済ませて、後日に残ることのないように注意すべきである。 リーダーとはチームを前進させること 誰でもできれば先延ばしにしたい 人間の本能はとても怠け者です。 あなたも今日頑張ればできるのに、明日でいいや!と先延ばしにしていることはありませんか […]

美しいことは自然に進歩する

美事は自然に進歩する。 「渋沢栄一訓言集」一言集 現代の言葉で言うと 見事な事柄は、無理なく自然体で進歩するものだ 美しい事は、美しい心を持った人から応援される 美しい事とは 美しい事とは、善い行いや、立派な行いのことです。 善い行いや、立派な行いは周りから求められており、応援されるので自然と進歩することができるのです。 焦ってはいけない ただし、善い行い、立派なおこないをしたからといって、すぐに […]

熱心さと誠意が感動の源

熱心誠意をもって人に対すれば、不思議なほど対手に感動を与えるものである。 「渋沢栄一訓言集」一言集 現代の言葉で言うと 熱心で誠意ある姿勢で人と関われば、不思議なほど相手に感動を与えることができる 言葉のキャッチボールは直球で 大人のコミュニケーションは考えすぎ 子供はいつも熱心、誠実、直球勝負。つねに純粋な気持ちでコミュニケーションをしています。しかし、大人になるにつれて相手を疑うことから始まっ […]

注意してくれるのが本当の友人

友人としては、会うごとに忠告するくらいの者でなければ頼むに足らない 「渋沢栄一訓言集」処事と接物 現代の言葉で言うと 会うたびに色々と忠告してくれほどの関係でなければ、物事を頼みにくい 本当のことを言ってくる人こそ本当の友人 誰でも嫌われたくはない 注意されるのは誰でも嫌なものです。なので相手を注意するのも楽しいことではありません。 だからこそ、 本当の友人でなければ、あえて自分のことを注意してく […]

良い運命は自ら招く

多くの人は自ら幸福なる運面を招こうとはせず、かえって手前のほうからほとんど故意にねじけた人となって逆境を招くようなことをしてしまう。 「論語と算盤」処世と信条 現代の言葉で言うと ほとんどの人は図分たちの行動によって幸福な運命を招こうとしていない。逆に、ひねくれてしまい、逆境を招いている。 順境や幸福は自ら求めよう コロナウイルスという変乱の時 静かな湖でも、波風が立つときがあるように、平凡な生活 […]

現状維持では後退するばかりである

人は進んで止まらぬが世の常であるから、結局現状維持は、取りも直さず自分が退歩する感情になるのである 「渋沢栄一訓言集」処事と接物 現代の言葉で言うと 世界の人々は常に歩み続けている。だから、現状維持とは結局、自分が後退しているのと同じである。 足踏みすれば、世界の進歩に出遅れる 現状維持は安心? 人は変化を恐れる生き物です。なので現状維持ができれば、特に得ることが無くても失うものもないので、自分を […]