真正の利殖は仁義道徳に基づかなければ、決して永続するものではない
(【論語と算盤】仁義と富貴)より
現代の言葉で言うと
仁義や道徳が根本になければ、本当の富を増やし続けることはできない
渋沢が一生を通して実現しようとした「論語と算盤」
論語と算盤とは
「 論語と算盤」とは渋沢が書いた代表作の本のタイトルであり、 渋沢が一生を通して実現しようとした使命です。
論語と算盤つまり、道徳と経済というかけ離れて見える2つを融合することが富を永続させるためには必要であると渋沢は何度も説いていました。
自分のためにも利己的から脱却せよ
「そろばん勘定」が上手なら自分の懐は温まるでしょう。ただそれは、あなたたった一人の利益に過ぎません。
社会全体に利益をもたらさないのであれば、いずれあなた個人の幸福もその生活も、衰え、永続はできないでしょう。
結局、富や幸せを永続さえるには渋沢が言っていた通り「論語と算盤」「道徳と経済」を両立させる以外に方法はないのです。
応援されるビジネスをする必要性については過去記事にも書いていますので、良かったら参考にしてみてください
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