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心を豊かにする教え

思い通りにならないことが普通

不自由を世の常と思わば、別に苦情も起こらなければ、下らぬ心配も起こるはずがない。かくてその志すところの事に従うがよい 「渋沢栄一訓言集」立志と修養 現代の言葉で言うと 思い通りに事が進まないことが、普通の状態だと思っていれば、特に苦情はなくなり、くだらない心配をすることもなくなる。こうして、自分が目指したいところへと進むべきである。 「思い通り」のことに心から感謝しよう 一切皆苦(いっさいかいくう […]

日々、新たな気持ちで迎えよ

日々に新たにしてまた日に新たなりは面白い、すべて形式に流れると精神が乏しくなる、なんでも日に新の心がけが肝要である 【「渋沢栄一訓言集」一言集】より 現代の言葉で言うと 一日一日を、新たな気持ちで迎えられれば面白い。型にはまった、同じような日常を送っていては精神的に充実した生活を送ることは難しくなる。どんな場合でも、毎日を新たな気持ちで過ごす心構えが必要だ。 同じことを繰り返す人生は人間を腐らせる […]

信用は信念から生ずる

信用は暖簾や外観の設備だけで、収め得られるものではなく、確乎たる信念から生ずるものである。 【「渋沢栄一訓言集」座右銘と家訓】より 現代の言葉で言うと 信用というのは、肩書や外見を取り繕っただけで得られるものではない。ゆるぎない信念を持った人だけが得られるものである ビジネスで一番大切なこと ビジネスをやっていくうえで、一番大切なことは 「信用を得ること」です。どんなに能力がある人でも、信用できな […]

真似はその形をまねずして、その心を真似よ。

真似はその形をまねずして、その心を真似よ。 【「渋沢栄一訓言集」一言集】より 現代の言葉で言うと 何かを真似する場合、その形だけを真似するのではなく、その心まで真似ることだ 最強の学習法(守破離) みんな最初は真似ることから始まる 守破離とは、武道や芸術などの世界で良く使われる言葉です。人が 成長する上で重要なステップを示しています。 「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける […]

悲観的な人は残酷である

悲観的な人は残酷である 【「渋沢栄一訓言集」一言集】より 現代の言葉で言うと 物事を悲観的に見る人は他人に対して残酷になれる人である。 楽観的な人間になろう 楽観的な人の強みとは 仏教の開祖、ブッタが「世の中は苦しみであふれている」(四苦八苦)と言ったように、人生は苦しいこと、悲しいことが、辛いことが沢山おこります。なので 自然に生活していると、悲観的な思考になりやすいのは当然のことです。 だから […]

無欲は怠惰のもと

無欲は怠惰のもとである 【渋沢栄一訓言集(一言集)】より 現代の言葉で言うと 欲望がないことは美徳ではない。むしろ人を怠け者にしてしまう。 欲望とは悪いものなのか 例えば、包丁は悪いものでしょうか?包丁は殺人に使うこともできれば、野菜を切ることにも使えます。 つまり、包丁にいい、悪いなどなく使う人次第です。 欲望も同じで、欲望を悪いことに使えば「争い」や「戦争」が起こる原因にもなります。欲望を正し […]

目的には理想が伴わねばならない

およそ目的には、理想が伴わねばならない。その理想を実現するのが、人の務めである。 【(渋沢栄一訓言集)一言集】より 現代の言葉で言うと ある目的に定めて行動する場合、それを目指すだけの理想がなければならない。なぜなら目的を達成するだけでなくその理想を達成するのが人間の役目であるからだ。 理想を実現するのが人の役目である なぜ大企業の経営者は必ずビジョンを立てるのか なぜ大企業はビジョン(会社の理想 […]

やる気を出したいならまず感動せよ

一朝、事に臨んで感激すれば、おのずから意気の奮興するものである 【(渋沢栄一訓言集)一言集】より 現代の言葉で言うと 何かをはじめるとき、まずそのことに心惹かれて強く感動しよう。そうすれば自然とやる気が生まれて気持ちは高まるものだ。 渋沢流やる気の出し方 やる気を出して、行動し、結果がでたから感動するのでは? 「やる気を出したいならまず感動せよ」と言われても、どうやって感動するのか不思議に思いませ […]

すべて心の持ちようひとつ

世の中のことすべて心の持ちようひとつでどうにでもなる 【「渋沢栄一訓言集」一言集】 現代の言葉で言うと 世の中で起こるすべてのことはあなたの心構えひとつで良くもも悪くもなる 出来事に「楽しい」「つまらない」などはない!? ある出来事が、「いいこと」なのか「悪いこと」なのかあなた自身が判断して決めています。またある出来事が「楽しいこと」なのか「つまらないこと」なのかもあなた自身が判断して決めているの […]

心は常に楽しんで

たとえその事業が微々たるものであろうと自分の利益は少額であるとしても国家必要の事業を合理的に経営すれば心は常に楽しんでことに任じられる 「渋沢栄一伝記資料」青淵百話 現代の言葉で言うと 自分の仕事がたいしたものでなくても自分の儲けが少なくてもそれが社会にとって必要な仕事ならば心から楽しんでできるばずだ。 「頑張る」より「楽しむ」ことが大切 渋沢栄一は、なぜ500社以上も会社を設立する大偉業を成し遂 […]