人は生まれるとともに天の使命を受けている
元来、人がこの世に生まれてきた以上は、自分のためだけでなく必ず何か世のためになることをするのが義務であると私は信じる。すなわち人は生まれるとともに天の使命を受けている 【青淵百話】より 現代の言葉で言うと わたしは、はじめから人がこの世に生まれてきた以上は、自分のためだけでなく必ず世の中に貢献することが義務であると信じている。すなわち人は生まれながらに使命を与えられている。 人には皆、使命が与えら […]
元来、人がこの世に生まれてきた以上は、自分のためだけでなく必ず何か世のためになることをするのが義務であると私は信じる。すなわち人は生まれるとともに天の使命を受けている 【青淵百話】より 現代の言葉で言うと わたしは、はじめから人がこの世に生まれてきた以上は、自分のためだけでなく必ず世の中に貢献することが義務であると信じている。すなわち人は生まれながらに使命を与えられている。 人には皆、使命が与えら […]
個人の富はすなわち国家の富である。個人が富もうと欲しないでどうして国家の富を得ることができるだろうか。 【青淵百話】より 現代の言葉で言うと 個人1人1人の富は、国家全体の富と言える。なので個人1人1人が豊かになろうと行動しなければ国家を豊かにすることなどできない。 渋沢栄一の根幹「私益と公益の合一」 私益と公益の合一とは 個人がただ私腹を肥やすのではなく個人が国家の犠牲になるのでもなく 渋沢栄一 […]
孔子の言わんと欲するところは、道理をもった富貴でなければ、むしろ貧賤の方がよいが、もし正しい道理を踏んで得たる富貴ならばあえて差支えないとの意である。 【「論語と算盤」仁義と富貴】より 現代の言葉で言うと 孔子が説こうとしたのは「心正しい方法で得た地位でないなら、貧しいままの方がよい」しかし「正しい道理にの取って得た富や地位なら、もっていても何ら恥じることはない」ということだ。 個人が豊かになって […]
かくお膳立をして待っているのだがこれを食べるか否かは箸を取る人のいかんにあるので、ご馳走の献立をした上に、それを養ってやるほど先輩や世の中というものは暇ではない 【「論語と算盤」立志と学問】より 現代の言葉で言うと 誰かが料理を作ってくれたとしても、それを実際に食べるかどうかは、自分次第である。ご馳走を用意して、それを食べさせてくれるほど先輩も世の中も暇ではない。 世の中はあなたの成功を望んでいる […]
前途の遼遠なる事物は、ゆっくり急いで努めねばならない。 【「渋沢栄一訓言集」一言集】より 現代の言葉で言うと 遠いゴールを目指すならば、着実に、かつなるべく早く進むべきである。 早くはじめて、着実に進もう 人生の時間は限られているので、目標を達成するのは早ければ早いほどうれしいものです。しかし、 早く目標を達成したいという気持ちが強くなりすぎると焦りが生まれたり、空回りしてしまい、気持ちだけが先走 […]
礼儀ほど美しいもはない。 【「渋沢栄一訓言集」一言集】より 現代の言葉で言うと 礼儀とは、人の持てる最高の美徳である。 誰にでも礼を尽くそう 礼儀とは何か 礼儀とは、敬いや慎みの気持ちを表す行動や作法の事です。つまり 「あなたのことを尊敬していますよ」「あなたのことを大切に思っていますよ」ということを伝えることです。あなたのことを大切に思い尊敬していると言われて喜ばない人はいないのではないでしょう […]
人は死ぬまで同じ事をするものではない。理想によって生きるのが、趣味ある自分が信じぬことは言わず、知った以上は必ず行うという念が強くなれば、自然に言語は寡黙になり、行為は敏捷になるものである。。 【「渋沢栄一訓言集」立志と修養】より 現代の言葉で言うと 自分が信じないことは口に出さない。そして、自分が何かを知った場合は、必ずそれに対して行動を起こす。このような思いを強くもっていれば、余計なことは言わ […]
人は死ぬまで同じ事をするものではない。理想によって生きるのが、趣味ある人の行動である。 【「渋沢栄一訓言集」座右銘と家訓】より 現代の言葉で言うと 人はただ、死ぬまで同じ日々の繰り返しを過ごしていればいいというものではない。物事のの味わいがわかる人は自らの理想に従って生きるものだ 世界は常に変化している 世の中の変化を受け入れよう 人間はまず「安心」「安定」を本能的に求める生き物です。なので生活が […]
ただこれを知ったばかりでは、興味がない。好むようになりさえすれば、道に向かって進む。もし、その衷心(ちゅうしん)より道を楽しむに至っては、いかなる困難に遭遇するも挫折せず、敢然(かんぜん)として道に進む 【論語抗議(二)雍也第六】より 現代の言葉で言うと 物事をただ「知った」だけでは興味が湧かないけれど「面白い」と思えれば、人は自然と行動する。さらに、行動してみて心から「楽しい」と思えればどんな困 […]
人と争って自分が間違っておっても強情を張り通す。これが元気がよいと思ったら大間違いである。 【「論語と算盤」立志と学問】より 現代の言葉で言うと 人と争ったときに、たとて自分が間違えていても、我を通す。それは「元気がいい」というのとはまったく別ものである。 柔軟性と一貫性の両立 この言葉は何事にも柔軟に対応することの大切さ、が説かれています。自分が間違えていたときは素直に認め、謝罪する。自分よりも […]